睡眠時無呼吸症候群（SAS）
睡眠時無呼吸症候群（Sleep Apnea Syndrome:SAS）とは、睡眠中に10秒以上の呼吸停止や呼吸の低下を30回以上、または1時間あたり平均5回以上繰り返す状態を指します。
その症状はいびきとなって現れることが一般的には多いとされています。睡眠中に呼吸が止まり酸素が不足すると、脳などに大きな負担が生じ眠りが浅くなります。そのため、日中に強い眠気が出て居眠り運転の原因になったり、労働災害につながる恐れがあります。
また、合併症として高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を発症する恐れもあります。
いびきに心当たりのある方は、放置せずお早めにご相談ください。
口腔内装置を用いた治療
当院では、マウスピースを用いて睡眠時無呼吸症候群の治療を行います。
就寝時に専用のマウスピースを装着することで、気道が開き空気が良く通りますので、いびきや無呼吸の状態が改善されます。
マウスピース治療のメリット
- 呼吸が楽になる
- 効果を実感しやすい
- 手術をするよりも金銭的負担が少ない
- 通院回数が少なく済む
- 簡単に装着でき、身体への負担が少ない
- 持ち運びがしやすい
治療の流れ
いびきや、睡眠の質の低下でお悩みの方は、まずは、医科で専門医の診察を受けてください。
検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、診断書が発行されます。その後、当院でマウスピースによる治療が可能です。
下記のような症状がある方は「睡眠時無呼吸症候群（SAS）」の可能性があります
気になる方は、専門医の検査をお勧めいたします。
このような症状はありませんか？
- 寝ている時にいびきをかく
- 家族に、寝ている時に呼吸がとまっていた、と指摘されたことがある
- 夜中、息苦しくて目覚める
- 寝ているのに日中眠気に襲われたり、疲れが取れていない気がする
