6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。
この機会にご自身の歯に意識を向け、改めて毎日の歯磨き習慣から見直してみましょう。
さて。
あなたは正しい歯磨き、できていますか?
歯磨きの目的は、むし歯・歯周病の原因となるプラーク(歯垢)を落とすことにあります。
歯と歯の間、そして歯と歯ぐきの間はプラークがつきやすい場所。
そこにしっかり歯ブラシの毛先が当たっているかを意識して磨いてみてください。
1カ所につき、歯ブラシを小刻みに20回程度動かすことが効果的です。
力加減も大切です。
強すぎると歯肉が傷つき、歯ぐきが下がってしまうことも。
歯ブラシの毛先が広がってしまう状態、それは押し付けすぎのサインです。
歯ブラシは強く握らず軽く持ち、やさしい力で磨いてくださいね。
もうひとつ。
歯ブラシに歯磨き粉をつける際、歯ブラシを濡らしていませんか。
意外と知られていませんが、実はこれだと効果は半減してしまうのです。
泡が出ると「磨いた感」は得られるのですが、歯磨き粉に含まれる成分は薄まり、
磨き残しも多く出てしまいます。
歯磨き粉は乾いた歯ブラシにON!
ぜひ新習慣に加えてみてくださいね。
いかがでしたか。
むし歯・歯周病の予防には、毎日の丁寧な歯磨きが一番効果的です。
上記のポイントを意識して、健やかなお口を保っていきましょう。